剣舞・扇舞・吟剣詩舞のお稽古と和文化体験。京都&オンラインスクール。

舞台の基本構成

基本構成

最も古典的な吟剣詩舞の舞台は、吟士(ぎんし)の声と、刀、扇だけで構成されるシンプルな舞台芸能です。すなわち、舞台の脇に吟士(吟詠を吟じる人)が立ち、舞台中央に舞士(まいし)(剣舞または詩舞の舞手)が登場します。舞士が「ハッ」などと掛け声を発すると、吟士が吟じ始め、それに合わせて刀や扇で舞います。観客は、吟士の朗々とした吟声に耳を傾け、その詩文の響きを味わうと同時に、舞士の凛々しい舞によって詩文に託されたドラマを楽しみます。大道具や小道具はほとんど必要とせず、初めてその舞台を鑑賞した人は、吟、舞それぞれの迫力にただただ圧倒されることでしょう。

詩吟には、五言絶句や七言絶句など比較的短い漢詩が使われることが多く、他に和歌や俳句もあります。一つの演目の所要時間は三分から五 分ほどです。

和楽器を使った伴奏が現在の主流

筝(そう)

筝(そう)

尺八

尺八

吟に筝(そう)や尺八といった日本の伝統楽器の伴奏をつけることも多く、現在はこれが主流となっています。その場合は、「前奏→吟→後奏」という流れになるため、舞士も前奏に合わせて登場します。楽器には銅鑼(どら)や鈴などがアクセントとして取り入れられることもあります。戦後は音楽再生機器の発達により、オーケストラの伴奏曲もたくさん販売されています。

照明効果を駆使した演出もある

証明を工夫した舞台

証明を工夫した舞台

作品や舞台によっては、複数の舞手による群舞も行われ、よりストーリーが明確に示されるような構成にすることもあります。大きな舞台や リサイタルになると、照明や大道具にも工夫が凝らされます。近年ではシンセサイザーを使用したり、他ジャンルの芸能者とコラボレーションを したりと、他の伝統舞台芸能と同様に、先進的な取り組みも多数行われています。

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